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プレゼントエピソードのご紹介

友人の誕生日のプレゼント選び!私のおかした失敗例

成人、就職、結婚など、人生の節目となる出来事って多いですよね。
大切な友人がこのようなタイミングを迎える時にプレゼントを贈るのはいいものです。
私も何度もこのようなプレゼントをしてきましたが、何を贈るか悩んだ末に失敗した経験もあります。今回はそんなプレゼントでの失敗談を紹介します。

【友人の誕生祝いは難しい!】

友人へ何かプレゼントをするとき、私にとって意外と選びにくいのが「誕生祝い」です。

結婚や出産のお祝いは大体の相場が決まっていますし、ギフトショップに行くと専用のコーナーがあるので大それた失敗は起こりにくいですよね。でも、誕生祝いは金額も自由なら物も自由。選択肢がありすぎて判断が難しいのです。

私が特に失敗したと感じたのは、友人A子の30歳の誕生日プレゼントでした。

A子とは毎年お互いに誕生日プレゼントを贈りあっています。例年はノートやバスグッズなど、ささやかな消耗品が主だったのですが、節目となる30歳のプレゼントは、何か特別に記念になるものを贈りたいと思っていました。

記念になるもの、特別感のあるもの、という縛りに悩み、文具好きの友人に3000円の万年筆を贈ったのですが、友人がすでに同じモデルの万年筆を持っていた事が判明したのでした。しかも、私の贈った万年筆の上位モデル・・。元々持っている万年筆の方が使いやすいことは明らかで、しかも値段もばれてしまいます。友人は喜んでくれましたが、大失敗したと感じたのでした。

次章では、この失敗の具体的な原因を3点に分けて紹介していきます。

【失敗の原因①予算をお互いに決めていなかった】

失敗の原因の1つ目は、「プレゼントの予算を相談していなかった」ことでした。

例年は1000円未満のものを贈り合うという暗黙の了解がありました。しかし、この年は勝手に少し予算を高くしたのです。いいものをあげようと自分なりに意気込んだつもりでしたが、結果的に相手の使っている万年筆の「安物版」をあげることになってしまいました。

「プレゼントは値段ではなく気持ちが大事」とはいいますが、安いものをあげてしまったという個人的な後悔がありました。最初に「予算はこのくらいにしよう!」とお互いに決めておけば、「安い」というイメージが少しでも払拭できたような気がしています。

【失敗の原因②相手の趣味の領域に踏み込んだ】

失敗の原因の2つ目は、「相手の趣味の領域に踏み込んでしまった」ことでした。
友人が文具好きなので、文具をあげれば喜んで使ってもらえるだろう・・そんな単純な考えで万年筆を選択してしまったのですが、これが大きな間違いでした。

人は好きなものほどこだわりがあるのです。私はそれまで万年筆のことをほとんど知らなかったのですが、万年筆は非常に奥が深く、ペン先の素材や軸の長さ、メーカーなど、様々なこだわりポイントがあるそうです。

特に書き味を左右するのがペン先の素材で、3000円程度の万年筆だと重要なペン先の素材がどうしても安価なものになってしまう場合があり、万年筆好きな人は1万円以上のものしか選ばないことが多いそうです。

友人は喜んで使うと言ってくれましたが、より性能のいいものを持っているとやはり使いにくいと思います。悪いことをしたなと後悔しました。相手の趣味に安易に立ち入ると失敗する・・このことを痛感しました。

【失敗の原因③店員さんに贈り物の相談をしなかった】

失敗の原因の3つ目は、店員さんにプレゼントの相談をしなかったことでした。私がプレゼントの万年筆を文具専門店で購入した時、筆記具に詳しい店員さんに「どういう方に贈るペンなんですか?」と聞かれたにも関わらず、「女性です」くらいしか答えませんでした。

「文具好きの友人に贈るならどんなものがいいですか」と聞いていれば、プレゼントとしてより適した商品を教えてくれたかもしれません。例えば、「その予算なら、ボールペンやシャープペンの方が高級なものが買えますよ」という風に。

自分のセンスを信じて選ぶのも大事ですが、こだわりのプレゼントを選ぶ時は、その分野に詳しい人に相談した方が良いということが分かりました。

【反省点を生かしてよりよいプレゼントを!】

私のプレゼントの失敗エピソードについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

友人のプレゼントは自由度が高い反面、一歩間違えるとこのような失敗につながることがあります。

贈った相手も自分自身も良かったと思えるプレゼントをするために、今回紹介した反省点を参考にしていただければ幸いです。